DXとは(デジタルトランスフォーメーション)
DXとは、Digital Transformationの略語で、直訳すると「デジタル+変容・変革」となります。DXに関する厳密な定義はありませんが、経済産業省による「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン」においては、以下のようにDXが説明されています。
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」
このように、DXのゴールは、データ化することやIT化することだけにとどまらず、「データとデジタル技術」を活用して、企業がビジネスを成長させていくことにあります。
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DXの4つのステージ
1. Digitization(電子化)
2. Automation(自動化)
3. Visualization(見える化)
4. Predict Analytics(予測分析)
DXにおけるデータの流れに着目した場合、大きく分けて4つのステージがあります。1と2は、主に既存業務の効率化にあたり、データが不十分な状況から、様々な業務をデータ化していく段階と言えます。3と4は、データが十分に揃った状況で、そのデータを活用しながら新しいビジネスチャンスを創出していくステージと言えます。
DX によって創出される価値は、必ずしも事前に想定できるとは限らないので、PDCAサイクルのように回していきながら、挑戦、失敗を繰り返し、多くのことを学ぶプロセスの中で、各企業にとって最適なソリューションを見極めていくことが重要です。(図参照)
従来のPDCAサイクルとDXサイクルの違いはデータ分析にあります。PDCAサイクルは、経験則や定性的な評価を元に行いますが、DXサイクルでは、4つのステージごとに定量的な評価が可能になります。
注:この図はデータの流れやデジタル技術の活用の観点から見たDXの
ステップを分かり易く表現しています。実際にはこの通りのループになる
とは限らず、「見える化」や「予測分析」の後には、その情報を元に誰が
何を実行するかなのどの「アクションプラン作成」のステップ等が必要に
なります。
デジタルトランスフォーメーション(DX)の支援
インターネットの普及やデジタル技術の進化など、生活を取り巻く環境は日々変わり続けています。ビジネスの世界も同様で、急激な変化に乗り遅れないよう、ビジネスモデルや経営プロセスの変革、新たな顧客価値の創造を迫られています。このような新たな課題を解決できるのがDX(デジタルトランスフォーメーション)と言われています。
DXを推進することで、業務効率化、サービス向上、収益アップ、コストカットなど、さまざまな恩恵が得られます。一方で、どこから着手すればいいかが分からなかったり、デジタル化に伴って設備や機械へのセキュリティリスクが発生したりと、新しい課題も生まれているというのが現実です。
SYSCOMでは、企業規模や業種に関わらず、お客様の業務やニーズを分析し、最先端のAIテクノロジーやMixed Realityツール、RPAソリューションなどのテクノロジーを通して、お客様のデジタル変革を支援しています。
最先端のテクノロジーを
活用したデジタルトランスフォーメーション
お客様のビジネスとニーズを分析することにより、最も適したテクノロジーを提案し、お客様のデジタルトランスフォーメーションをサポートします。